2018/04/25

コトル(モンテネグロ)

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モンテネグロのコトルは「コトルの自然と文化歴史地域」としてユネスコの世界遺産です。

コトル旧市街の城壁跡   城堀のように見えるのは、シュクルダ(Scurda)川

カンパナ塔   これらの城壁はヴェネツィア共和国によって築城されたものだそうです。

コトルは、複雑に入り組んだコトル湾の最奥部に位置し、背後を山に囲まれ古くから海洋都市として栄えました。

コトルの背後に聳え立つ山

山頂に向かって城壁が連なっています。 城壁の高さは最高で20 m、長さは4.5 kmあるそうです。山頂の建物はサンジョバンニ(San Giovanni )要塞。

城壁に沿った広場に噴水がありました。

旧市街への正面入口(海の門)  紋章の下に「 TUĐE NEĆEMO, SVOJE NE DAMO. TITO   21-XI-1944 」と書かれています。

 「21-XI-1944」1944年11月21日は、チトー率いるゲリラ組織が、ナチスに占領されていたコトルを解放した日で、「TUĐE NEĆEMO, SVOJE NE DAMO」は、チトーの言葉で「我々は、他の誰にも与えない」と言う意味のようです。

正門(左下のアーチ)から旧市街の「武器の広場」(Square of Arms)へ入ったところです。

武器の広場

武器の広場に面した時計塔

時計塔                                       旧市街の狭い路地を進みます。   

ピマ宮殿

裏山の中腹に15世紀に建てられた小さな教会「救世聖女教会」が建っています。

聖トリプン大聖堂(St.Tryphon Cathedral)

聖トリプン大聖堂                                       広場と広場を路地が結んでいます。

聖ニコラス教会

聖ニコラス教会(Serbian orthodox church of St Nicolas)             聖ルカ教会(Church of St.Luke)

海洋博物館 Maritime Museum

かってはコトルで唯一の公共の井戸で、カランパーナ(Karampana)と呼ばれ、水汲みの女性達が集まっていたそうです。

レペタネ(Lepetane)の港

レペタネ(Lepetane)からフェリーで、コトル湾の最も狭い箇所 ヴェリゲ海峡を横切り対岸のカメナリ(Kamenari)へ向かいます。

カメナリ/レペタネを挟むヴェリゲ海峡の最も狭いところは340mしかなく、将来橋を架ける計画があるそうです。

カメナリ/レペタネ フェリーは、所要時間5分、カメナリからバスでクロアチアのツァウタットへ向かいます。

コトル湾の風景

コトル湾の風景

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