2016/10/09

見張り小屋 (マチュピチュ遺跡)

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マチュピチュ遺跡の入口   (2015年2月)

マチュピチュ遺跡の標高は、2,400m、その南側にあるマチュピチュ山(標高2,940m)と北側にあるワイナピチュ山(2,690m)を結ぶ尾根に造られた都市です。  空中からしか存在を確認できないことから 「空中都市」 と呼ばれています。

入口で予め購入した入場券とパスポートを提示ます。

入口近くの岩場に、マチュピチュ遺跡や、その発見者 ハイラム・ビンガムを顕彰するプレートが掲げられています。

眼下のウルバンバ川  ・・・ 標高差 400m

マチュピチュ村の駅に停車している列車が見えます。

入口から崖に沿った道を行くと、正面に復元された草葺屋根の建物コルカ(貯蔵庫)が見えて来ます。

その道から崖下を覗くと ・・・

コルカの向こうには段々畑が拡がっていますが、見学順路は、その手前を左に折れて急坂を登り、見張り小屋へ向かいます。

急な斜面をジグザグに登って行きます。


森の道を抜けると、突然視界が開け、マチュピチュの全景と、その奥に標高2,690mワイナピチュが見えます。

インカ帝国が滅んで400年後の1911年、米国エール大学のハイラム・ビンガムが、スペインの破壊から免れた都市遺跡を発見したもの。

マチュピチュを一望できる 「見張り小屋」

見張り小屋から、北に向いてマチュピチュ遺跡、ワイナピチュ山を眺望しています。

遺跡の西側から見ると、見張り小屋は、こんなロケーションにあります。

マチュピチュとの標高差250mのワイナピチュは、山頂まで往復2時間30分で登ることが出来ます。


動画 (2分) 見張り小屋周辺の様子です。


儀式の石 (La Roca Funeraria)  ・・・ 神聖な儀式が行われた場所と言われています。

遺跡西側の急斜面

動画 (22秒)  谷底から雲が湧き上がってきます。

ウルバンバ川流域は密林に覆われたジャングルで、麓から断崖上の都市は確認できないそうです。

左側斜面の上部、大きな岩がごろごろしているところが 「石切り場」、 遺跡の石は全てここから切り出された花崗岩だそうです。

谷底のウルバンバ川

谷底から霧が湧き上がってきます。

見張小屋は、東側段々畑の最上段に位置しているのが分ります。

マチュピチュには、300人~1,000人の人が生活していたそうです。

市街地と段々畑 (手前)の間には、深い濠と高い壁があり、居住区と生産区域をはっきり分けています。


マチュピチュは、1983年世界遺産に登録されています (自然・文化の複合遺産)

マチュピチュ見張り小屋は以上です。   ⇒ 訪問国一覧に戻る

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